茨城交通1995-11「キハ１１形さよなら運転」

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　１９９５年１１月２３・２５・２６日の３日間、茨城交通湊線でキハ１１形のさよなら運転が実施された。キハ１１形は、元国鉄真岡線で活躍していた車両でキハ１１１・１１２・１１３の３両が在籍していたが、新型車キハ３７１０形導入を機に引退することになった。キハ１１１は、引退記念としてデビュー当時の旧国鉄色（黄褐色２号＋青色３号）に復元された。
　さよなら運転は那珂湊－阿字ヶ浦－勝田－那珂湊の１往復で、キハ１１１＋１１２の２連で運行され、キハ１１１にはさよならヘッドマークが用意されたが、２５日はヘッドマークなしで運行された。
　これで最後のはずだったキハ１１形であるが、国鉄色ファンの注目を浴び、１１１・１１２はイベント用に残留決定、１１３も廃車にはなったがＪＲ東海が引き取り、佐久間レールパークで保存された。
　２００４年まで続いたキハ１１のイベント運行は、なんと「さよなら運転」から始まったのであった。