日立電鉄2005-03-31最終電車（1）

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　２００５年３月３１日、日立電鉄が７７年の歴史に幕を降ろした。
　大甕駅には会社関係者や報道関係者、別れを惜しむ市民や鉄道ファンが集まったが、大甕、常北太田、鮎川に分散したせいか、殺伐とした雰囲気もなく「ありがとう、さようなら」とお別れムードが漂い、どちらかといえば静かな最後であった。
　常北太田発の上り最終電車５２レは旧塗装の３０００系が充当され、２２:１３に４番線到着、２２:４０には、鮎川発大甕止の下り最終電車５３レが４分遅れで３番線に無事到着、これで全ての営業列車の運行が終了した。その後、大甕止の２編成は相次いで久慈浜へと回送されていった。
　翌４月１日からは日立電鉄バスによる代替バスが運行され、利用実態に合わせて４系統が設定されたが、常北太田と鮎川を直接結ぶ系統は設定されていない。