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真岡鐵道2006-12「さよならモオカ６３」(1)
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2006年12月9日、真岡鐵道で開業時から活躍してきたモオカ６３形気動車のさよなら運転が実施された。当日はあいにくの雨模様であったが、多くのファンに見送られた。最終日に運転されたのはトップナンバー６３−１とラストナンバー６３-１１の２連で、さよなら運転となった真岡14：13→茂木→下館→真岡17：10の定期列車にのみヘッドマークが掲出された。なお、当日は、午前中に同編成がヘッドマーク無しの普段の姿で運転されたほか、ＳＬもおかの牽引のＣ１１３２５は、還暦祝で赤いナンバープレートで運転された。
モオカ６３形は全国各地の第三セクターで導入された富士重工製のレールバスだが、エンジンは標準の日産ディーゼル製ではなく、地元のコマツ製を搭載し独特の力強いエンジン音が特徴だった。モオカ６３の成果なのかは分からないが、現在ではＪＲをはじめコマツ製エンジンが鉄道用として広く普及している。
１１両が活躍したモオカ６３形も老朽化が進んだことから2002年度から新型車モオカ１４形の導入によって順次置き換えられ、すでに７両は廃車解体されたが、最後まで残っていた４両（1・3・6・11）のうち２両は解体予定だが、残る２両はミャンマーへ無償譲渡されることになった。 |
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